(一社)対馬観光物産協会ブログ

対馬の観光物産情報をお伝えします。
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大人の社会科見学(家具製作所kiiro)【後編】
島の食材担当「かに」です。

前回の記事でご紹介しました「家具製作所kiiro」さんにお邪魔してきた内容の続きです。





【「かんざし」をはめ込む恭二さん】

kiiroさんでは、対馬の雄大な自然で育った「ひのき」の温かな肌触りや、
表情豊かな木目を感じてもらえるよう無垢材を使用し、
塗装はウレタン塗装ではなく「オイルフィニッシュ」と呼ばれる、
オイルを木材に染みこませる塗装で製作されています。
無垢材を使用することで、木の質感が得やすく、丈夫で耐久年数が長く、
修復がしやすい製品を作ることができ、
オイル塗装にすることで使い込んでいくうちに白い木もあめ色になるので、
ウレタン塗装に比べてキズは付きやすいものの、
経年で変化を楽しめるという特徴があります。

前編で、対馬の木は生長が遅く、素材としては固くて粘りがある(しなる)という特徴の話や、
家具はオーダーメイドで注文を受けているという話に触れましたが、
木材が出来上がるところから、商品製作の過程、
そして実際に生活の場面で使用するところに至るまで、
時の流れを感じられるところが素敵だと感じます。

せっかくですので、将来やってみたいことを聞いてみたところ、
商品のアイデアとしては、「普段使いの小皿」など、
対馬の木材を使った食器を作ってみたいとお考えとのこと。
「それはまたなぜですか?」と聞いてみたところ、落としても割れないことや、
「焼きたてのトーストやピザを普通の皿に置いた際、皿に水滴ができるのがイヤ。」
という、意外にお茶目な感じの答えが(^^ )。
しかし、新しいものができるきっかけって、
割とそんなものだったりすることが多いですけどね(^_-)。
そして、大きなお話としては、例えば高床式倉庫を改装するなどし、
おしゃれな場所でお茶が飲めるようなスペースを対馬に作りたいとのこと。
まぁ、引っ越しが終わったばかりですので、
すぐにというわけにはいきませんが・・・とのことでしたが。

さて、「対馬ひのき」の魅力をお感じいただけましたでしょうか。
今回は、kiiroさんのお引っ越し記念ということで読者プレゼントを用意しました。

用意している品物は2種類ありまして、
ひとつは、お子さんのうちから対馬のひのきに触れていただきたいということで、
「ひのきつみき」を1名様に、
もうひとつは、対馬ヒノキを普段使いで使っていただきたいということで
「たから箱」(W133×D93×H73弌砲1名様
プレゼントします。





【ひのきつみき】






【たから箱】※使用例につき、中身は入っておりません。あらかじめご了承ください。

応募方法ですが、対馬観光物産協会ホームページお問い合わせフォーム(こちら )に、
氏名・電話番号・住所・メールアドレスと、
お問い合わせ欄に、性別・年齢
・職業・希望商品・当協会ブログの感想、
そしてプレゼントのキーワード「きいろ」をご入力の上、送信してください。
※お問い合わせ欄はフリーフォーマットですので、箇条書きで入力してください。

【ご応募に際しての連絡事項】
ご当選後、商品ならびに対馬についての簡単なアンケートを依頼いたしますので、
ご協力のほどお願いいたします。

ご入力いただく個人情報につきましては、下記の目的以外に使用いたしません。
 ・賞品発送業務
 ・当協会の事業におけるサービス向上を目的として回収したご意見、ご感想の付帯情報として
  (付帯情報については、個人が特定できない形に処理した上で使用します。)

※今回は、対馬市の方でもご応募いただけます。

【応募締切】
平成26年10月24日(金)
今回の受け付けは終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございましたm(_ _)m。


【選考方法ならびに発表について】
対馬観光物産協会にて厳正に協議の上、選考させていただきます。
発表は当選されたご本人様に、メールにてお知らせいたします。
(その際に、商品発送とアンケートに関する事務連絡をいたします。)

 
皆さまのご応募、お待ちいたしておりますo(^-^)。
 
【事業所データ】
家具製作所kiiro
〒 817-1301
長崎県対馬市峰町三根173-3
TEL・FAX 0920-83-0232
URL http://ki-iro.jp/
※ギャラリーの見学は可能ですが、ご不在にされていることがありますので、
 見学を希望される際は、あらかじめお電話にて確認をしてください
※厳原・豊玉方面からお越しいただく際は、一心屋さんのある交差点を左に曲がり、
 道なりに600mくらいお進みください。右手にギャラリー(白い建物)がございます。
記事カテゴリ: 対馬の匠・工芸
大人の社会科見学(家具製作所kiiro)【前編】
JUGEMテーマ:木工

島の食材担当「かに」です。
ずいぶんご無沙汰してしまいました。

さて今回の記事ですが、
今年8月に製作所とギャラリーを峰町三根にお引っ越しされた
「家具製作所kiiro」さんにお邪魔しました。
食べ物とは直接関係ありませんが、そこはツッコまないでください・・・f^_^;)。



【代表の阿比留恭二さん(写真左)と奥さんの優子さん】

今回インタビューに対応していただいた代表の阿比留恭二さんですが、
高校までを対馬で過ごし、卒業後福岡県に出て家具製作を学び、引き続き修行、
25歳の時に対馬にUターンし、2008年家具製作所kiiroを開業されました。


「kiiro」という名前は、素材を大切にしたいという想いから木の色の「木色」と、
温かいイメージの「黄色」をかけて名付けられたとのことです。

あとは、対馬でおしゃれな横文字を使っても通じませんので、
3文字くらいのほうがよいかということもあり・・・。

この後のお話を聞いていても思いましたが、何も考えずに対馬に流れ着いた私と違い
細かいところまであれこれ物事をお考えでいらっしゃる方だと感じますf^_^;)。


ところで、「島なのになんで木工?」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、
対馬は全島の約9割が山林を占める島ですので、林業も盛んに行われてきました。

今でも大きな産業ではありますが、後継者不足や価格の低迷などにより衰退してしまい、
結果として山が荒れてくるという悪循環に陥ってしまいました。

恭二さんは、そのような状況を目の当たりにし、
対馬で山林資源を活かした仕事をしたいと思い立ち、島外へ修行に出られました。


とはいえ、最初は対馬で建築設計か大工をしたいと思っていたそうなんですが、
もともと内装が好きだったこともあり、勉強していくうちに
「中身(生活)を先に考えた上でハコ(家屋)がある。」と感じるようになり、
家具製作に方針を変え、7年前対馬にUターンされてきました。





【製作所】

ひとくちに木材と言っても、木工についてまったくのド素人である私からしてみたら、
どこの産地で切り出しても何が違うのだろうかという印象を持っていましたが、
対馬は土地が痩せていて風が強いため木の生長が遅く、
素材としては固くて粘りがある(しなる)のが特徴なのだそうです。

どうでしょう?ゆったりとしたときの流れを感じませんか?


【商品の例】

ちなみに、こんな雑貨もあります。


【「豚に真珠」キーホルダー】
※対馬では、真珠の養殖も盛んなのです。


【何が入っているのでしょうか・・・】


【スイマセン、入れ物でしたf^_^;)。宝箱(小物入れ)です。】

家具に関しては、オーダーメイドの1点ものにつき、どのようなものを作ってもらえるのかについては、kiiroさんのホームページをご参照ください。
寸法や用途、予算のことなど色々相談に乗っていただけますので、ぜひo(^-^)。

さて、例によって話が長くなってきましたので、
製作にどのようなこだわりをお持ちでいらっしゃるのかについては、
のちほど後編にて・・・。

 
【事業所データ】
家具製作所kiiro
〒 817-1301
長崎県対馬市峰町三根173-3
TEL・FAX 0920-83-0232
URL http://ki-iro.jp/
※ギャラリーの見学は可能ですが、ご不在にされていることがありますので、
 見学を希望される際は、あらかじめお電話にて確認をしてください
※厳原・豊玉方面からお越しいただく際は、一心屋さんのある交差点を左に曲がり、
 道なりに600mくらいお進みください。右手にギャラリー(白い建物)がございます。
 
記事カテゴリ: 対馬の匠・工芸
対馬砥石について
左肩がこりすぎて、なぜか肩がキュンキュンしております。

こんにちは、フナメンです。

原因は先週の運転に違いありません。



2012年11月13日。

前フリには全く関係ありませんが、対馬砥石の取材に行ってきました。

ここ最近まで存在すら知らなかった対馬砥石が、なんと僕の出身小学校の校区内で作られているとの事なんです!

コレは僕が行かずして誰が行く!

ということで行ってきました。

 >>Googleマップ 長崎県対馬市豊玉町貝鮒

お邪魔したのは、対馬島内で唯一砥石を作っている阿比留さんの工場!

海砥石である対馬砥石製造の工程は、まず干潮時に潮が引いたところで砥石の素材となる石を海底から切り出します。

その後、通常は海底にあるので、地上の乾燥により割れないように土に埋めて保管。

工場に入れても、常に水につけておかないと割れやすくなります。





そしていよいよ加工です。



まずはこのダイヤモンドカッター↓で



20〜24僂忘枌如(最大24)


その後は別のダイヤモンドカッター↓で



厚みを裁断。


そして出来上がり。



これぞ男の仕事です!


4工程という、天然砥石ならではの潔さ!

石への敬意と尊重が伺えます!


天然砥石の敵は乾燥なので、全行程の加工は石を濡らしたまま行い、完成後は濡れたままラップに包んで、
即出荷します。



家庭などで使うときも、使用時以外は水に浸けておく事が重要らしいです。


対馬砥石の用途としては、日本刀の細工の仕上げ、包丁、銀細工など様々だそうです。


明治時代から対馬砥石を作っている、三代目の阿比留さん。



やはり対馬のおっちゃんは、かっこいいですね!


対馬砥石は受注生産となるので、欲しい方はお早めに連絡お願いします!


研ぎたくなったら、すぐ電話!


問い合わせは、対馬観光物産協会0920-52-1566もしくは阿比留さん0920-58-0081まで!




そして無類の砥石好きには大チャンス!

阿比留さんのご厚意で下記の砥石を頂きました。


そこで↓の砥石をプレゼント致します!!!



写真左から、大・中・中・小(銀細工用)となります。
※多数の応募いただきありがとうございます。
 厳正な審査後、当選者の方には発送させていただきます。
 ありがとうございました!



応募条件
・料理人、銀細工職人、刀匠、その他日常的に砥石を使用されている方であれば誰でもOK。
・当選後、使用の感想などをFacebookやブログなどで発信していただける方。
 ※Facebookやブログをお持ちでない方は、対馬観光物産協会宛に感想文(メール可)をお送りください。

応募方法
お問合せフォームからお名前、年齢、職業、住所、砥石のサイズ、応募の動機などを記入の上送信してください。

選考方法
・対馬観光物産協会で協議の上決定いたします。
 ほぼ先着順です!笑

よろしくお願いいたします!!!
記事カテゴリ: 対馬の匠・工芸
ピッケル職人・小島進さんとキイさんのお話
 こんにちは、家でブログの更新ばっかりしていたら、子どもたちから「パソコン・スマホマン」というありがたい称号をいただいた局長Nです。

 スマホ・パーーーンチ!(自虐)

 さて、観光担当フナメンが、「対馬砥石」の面白い取材をして、「対馬の匠・工芸」というジャンルを開設したので、過去の「ながさきにこり」とピッケル職人の話の記事を再掲します。


--------------- (以下再掲) ---------------

 みなさま、こんにちは。観光担当Nです。

 2011年8月4日(木)〜5日(金)の2日間、「ながさき にこり」の取材協力を行いました。
 「にこり」は、長崎県下の各地域に焦点をあてて人物や歴史、特産品などを紹介する県の広報誌ですが、写真を贅沢に使った、機内誌のような充実した紙面が特徴です。
 >>長崎にこり09号

 今回の特集は、対馬市南部の旧2町「厳原町(いづはらまち)」と「美津島町(みつしままち)」で、内容は以下のとおり

厳原町の史跡探訪 / 美津島町のシーカヤックと金田城 / 対馬のグルメ / 伝統的な風景・石屋根 / ピッケル職人 小島進さん /塩作り 白松

小島さんご夫妻
 今回の取材協力で一番印象的だったのが、厳原町久根浜のピッケル鍛治職人・小島 進さんとキイさんご夫妻。

ピッケル1
 ピッケルは雪山登山時に使用するつるはし状の道具で、命を預かるため、登山家の魂とまで言われる大事なものなのですが、そもそも雪が積もらない対馬では使う機会がないものです。

ピッケル2
 村の鍛冶屋として働いていた小島さんは、かつて日本刀の製作を志したことがあり、その時に相談に乗ってもらった厳原警察署長さんの勧めでピッケルを作り始めました。

 最初はまったく手探り状態でしたが、その出来は評判となり、厳原警察から県警へ、そして警察庁から山と渓谷社へと話が伝わり、海外の登山家からも注文があったそうです。

ピッケル3
 小島さんのピッケルは2種類あり、ひとつは、結婚・退職祝いなどの贈答用で、柄が短くて複雑な装飾が施されたもの。

ピッケル4
 石突き(ピッケルの下部先端)の装飾も繊細です。下絵を描かず、直接タガネを打ちこむそうです。

ピッケル5
 もうひとつは、柄が長く、強度を重視した実用品です。柄の部分はイスノキの芯。

ハンマー
 何年も使い続けるうちに柄の部分がへこんでしまったハンマーにびっくりです。

小島ご夫妻2
 ピッケルは機械では作れないため、キイさん(奥様)が3.5キロのハンマーを打ち下ろし、夫婦で呼吸をあわせて、すべて手作りです。
 これまで作り続けたピッケルは約2000本。職人の人生を感じる取材となりました。

【お問合せ先】
対州打鉄
長崎県対馬市厳原町久根浜747 TEL.0920-57-0571
 >>Googleマップ (長崎県対馬市厳原町久根浜)
記事カテゴリ: 対馬の匠・工芸

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