(一社)対馬観光物産協会ブログ

対馬の観光物産情報をお伝えします。
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サンゾーロー祭について
こんにちは、フナメンです。


2013年2月12日。

旧暦で言えば1月3日。


厳原町豆酘(いづはらまちつつ)地区の雷(いかづち)神社でサンゾーロー祭と亀卜(きぼく)が行われるという事で
1人参加しましたのでご報告させていただきます。


当日AM11:00過ぎ。

祭は昼からだという情報しかなかったので油断していたのですが、N局長の情報によると準備はAM11:00からとのこと。

出遅れ感をと共に、大急ぎで豆酘へ向かいました。

豆酘は対馬の最南端の集落で、対馬中部の豊玉町生まれHIPHOP育ちのフナメンはあまり詳しくない土地。

しかもサンゾーロー祭の会場である雷神社はこじんまりしてて、とても分かりづらいらしいです。


しかし最近はめっきりポジティブのフナメン。

これは良い機会だと思いました。

観光客になった気持ちで行こうじゃないかと。

下調べ無しでふら〜っと行けるのかと。


でも全く分からないのも無理なのでコレを使ってみようと。

コレ → 対馬観光物産協会 対馬マップいろいろ


いざスタート。


豆酘までの道は、離合も難しいような狭い山道もあれば、綺麗な広い道路もあり、豆酘という標識を辿っていけば
何の迷いも問題も無く30分程度で到着しました。


豆酘の集落に入り、少しするとおっちゃんがいたので車を止めて尋ねました。

「すいませ〜ん、雷神社はどこですか?」


するとおっちゃん、フナメンの進行方向と逆を指差し。

「BACK、BACK!!!」

はい私、完全に韓国人と間違えられてます。


その後、日本人アピールをするとおっちゃんは

「戻って、左に入って、こう行くとあるよ。」

と何ともざっくりな指示の通りに、適当なところで一か八か曲がり、こう行くとありました。

雷神社。

そして出遅れたのに誰もいないという驚き。

まさか終わったのかとも思いましたが、とりあえず昼食を取りながら待ってみました。


そして気付きました。

対馬マップいろいろ使ってないっ!!!


今回はフナメンの人間離れした第六感でどうにかたどり着けましたが、一般の方は対馬マップいろいろを見ながらの観光をお勧めいたします!!!
スマホがあれば地図いらず!
※もちろん運転中の携帯電話使用はダメですよー。


そして待つこと1時間余り。

ようやく人も集まり始め準備開始。

雷神社。



こじんまりでかわいいっす。


まずは焚き火。



寒いですからね。




準備も整いサンゾーロー祭スタートです。



まず最初は、侍みたいな衣装に身を包んだ方が、紙垂(しで)の付いた木の枝を託され旅立ちます。





遅れて卜者(ぼくしゃ)が登場。





緊張感が一気に張り詰め、マスコミの方たちも前のめりです。





そしてここがハイライト。



卜者が亀の甲羅に桜の木を燃やしたモノを押し当て、その痕を見て占います。



ピリッとした空気が漂う中、占いの結果を一気に紙へ書いていきました。


そして結果は



この通りです。

何はともあれ、頑張れという事でしょう!



ということでサンゾーロー祭の亀卜は無事に幕を閉じました。


どうやら、ここからも何かの儀式があるようで、見物客も含め40人程の皆さんは動く気配がありません。



どうやら何かを待っている様子。

僕も寒さに耐えながら待つことにしてみました。


・・・・・。

寒いし、何を待ってるかも分からないし、寒いし・・・。



数十分待ったところで、ようやく動きが。

皆さんざわざわ。



そして僕は自分の過ちに気付きました。



僕はあろうことか、侍の衣装を着たおっちゃんを忘れていました。

すっかり帰ったと思っていた、おっちゃん。

いろいろ回って来たのでしょう。

疲れたご様子でした。


ご帰還なさったおっちゃんの問答形式で行われる祝詞。

「サンゾーロー」

と声を合わせて唱えます。



その後はクロ(メジナ)に手を触れずぶつ切りにします。



手は触れないと言っても、火箸と包丁は使います。


そして乾杯っ!





からの振る舞い。





これにてサンゾーロー祭の全工程が終了致しました。



最後に豆酘地区の区長さんのご挨拶。

「見物の方はいっぱい来られて喜ばしい事だけれど、地元の方にもっと参加してほしい。」

という言葉が印象に残りました。


今回は地区外の方は30名近く来られていたのですが、地区の方は神主さん達関係者を含め10人足らずでした。

島外(東京、福岡など)からも十数名も来られていたにも関わらず、地元の参加者がほぼ居ないという現実にとても驚きました。

集落に伝わる伝統的な行事だけに残念な気もしますが、このご時世、平日の昼間に仕事を休むのかという問題もあるので勝手なことも言えません。

軽い気持ちで参加したサンゾーロー祭でしたが、改めて伝統を守るという事を考えさせられました。


来年も参加して、外部から内部を盛り上げていきたいと思いますっ!

皆さんも、来年の旧暦1月3日はサンゾーロー祭とスケジュール帳に記入をお願いします。



雷神社(いかづちじんじゃ)
>>Googleマップ


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