(一社)対馬観光物産協会ブログ

対馬の観光物産情報をお伝えします。
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ピッケル職人・小島進さんとキイさんのお話
 こんにちは、家でブログの更新ばっかりしていたら、子どもたちから「パソコン・スマホマン」というありがたい称号をいただいた局長Nです。

 スマホ・パーーーンチ!(自虐)

 さて、観光担当フナメンが、「対馬砥石」の面白い取材をして、「対馬の匠・工芸」というジャンルを開設したので、過去の「ながさきにこり」とピッケル職人の話の記事を再掲します。


--------------- (以下再掲) ---------------

 みなさま、こんにちは。観光担当Nです。

 2011年8月4日(木)〜5日(金)の2日間、「ながさき にこり」の取材協力を行いました。
 「にこり」は、長崎県下の各地域に焦点をあてて人物や歴史、特産品などを紹介する県の広報誌ですが、写真を贅沢に使った、機内誌のような充実した紙面が特徴です。
 >>長崎にこり09号

 今回の特集は、対馬市南部の旧2町「厳原町(いづはらまち)」と「美津島町(みつしままち)」で、内容は以下のとおり

厳原町の史跡探訪 / 美津島町のシーカヤックと金田城 / 対馬のグルメ / 伝統的な風景・石屋根 / ピッケル職人 小島進さん /塩作り 白松

小島さんご夫妻
 今回の取材協力で一番印象的だったのが、厳原町久根浜のピッケル鍛治職人・小島 進さんとキイさんご夫妻。

ピッケル1
 ピッケルは雪山登山時に使用するつるはし状の道具で、命を預かるため、登山家の魂とまで言われる大事なものなのですが、そもそも雪が積もらない対馬では使う機会がないものです。

ピッケル2
 村の鍛冶屋として働いていた小島さんは、かつて日本刀の製作を志したことがあり、その時に相談に乗ってもらった厳原警察署長さんの勧めでピッケルを作り始めました。

 最初はまったく手探り状態でしたが、その出来は評判となり、厳原警察から県警へ、そして警察庁から山と渓谷社へと話が伝わり、海外の登山家からも注文があったそうです。

ピッケル3
 小島さんのピッケルは2種類あり、ひとつは、結婚・退職祝いなどの贈答用で、柄が短くて複雑な装飾が施されたもの。

ピッケル4
 石突き(ピッケルの下部先端)の装飾も繊細です。下絵を描かず、直接タガネを打ちこむそうです。

ピッケル5
 もうひとつは、柄が長く、強度を重視した実用品です。柄の部分はイスノキの芯。

ハンマー
 何年も使い続けるうちに柄の部分がへこんでしまったハンマーにびっくりです。

小島ご夫妻2
 ピッケルは機械では作れないため、キイさん(奥様)が3.5キロのハンマーを打ち下ろし、夫婦で呼吸をあわせて、すべて手作りです。
 これまで作り続けたピッケルは約2000本。職人の人生を感じる取材となりました。

【お問合せ先】
対州打鉄
長崎県対馬市厳原町久根浜747 TEL.0920-57-0571
 >>Googleマップ (長崎県対馬市厳原町久根浜)
記事カテゴリ: 対馬の匠・工芸

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